和乃匠タオルは創業明治三十六年の「番久タオル合資會社」という老舗メーカーで生産しています。
綿に残っている油分や不純物を取り除く【晒し】の行程を通常よりじっくりと時間をかける事で、水を素早く吸う事を極めたタオルを作る事に成功しました。
「やわらかい」だけのタオルでは語れない、創業から百余年、職人が守り続けたい泉州タオルの風合いです。
水分をはやく、たくさん吸うというタオル本来の機能に気配りして作ったこだわりの日本製タオル。
■厳しい吸水基準を設け、クリアするまで何度でもつくり直す徹底した製品管理。
■薬品などには極力頼らず、天然の綿の風合いが生きる自然派製法で織り上げました。
■しっかりと体が拭き取れるサイズでタオルを作りました。
古来から伝わる日本の色を参考に、贈り物にふさわしい高級感ある色合いにタオルを染め上げました。
【色の由来】
麹塵(きくじん)
『延喜式』では青白橡(あおしろつるばみ)の色名で登場します。天皇がケ(平常着)に着る袍の色で、禁色でした。
浅紫(あさむらさき)
『延喜式』で定められた三段階の紫のうち、最も明るい色で、中紫に続く上位の色とされていました。紫色は、平安時代、最高位の象徴の色でした。